初めて知らない人のOSSに Pull Request を送った

経緯

最近、テストのやり方や関連ライブラリについて、学習しています。そんな流れで、Awesome PHPを見返していたところ、気になるライブラリが・・・

  • Faker - フェイクデータジェネレーターライブラリ。

へ〜、こんなのがあったんだ、と思った。
READMEを見て、composer でインストールして、手元で動かしてみた。一言で言うと、

「らしい」テストデータを作ってくれるプチツール

です。(もともとRubyPerl にあったもの。ref. http://blog.takeda-soft.jp/blog/show/238)。
山田太郎」とか、「hanako@yamada.jp」といった適当なダミーデータを、超簡単な使い方でサクサクと生成することができて、かわいい。


ローカライゼーションに対応していて、中国語とかいろいろな言語が同梱されているのだけれど、日本語対応がまだされていないことに気づいた。これまで知っている人には何回かプルリクしていたけれど。初・知らない人にプルリクエストしました。まだマージされていない・・・この歳になってもこういうのはちょっとドキドキします。

→ 半日ほどでマージされた。記念ショット。

感想

  • 怒られないようにしよう、と思って、過去のプルリクコメントをまず慎重に調べていったところ、「CSに従え」って差し戻しされている人がいた。「あ、コーディング規約って、CSって略すんだ」と思った。
  • 最初「日本語対応、できた!」と思ったバージョンは、phpunit したら見事にレッドになって、「あ、テストって大事なんだな」と思った。あのまま出さなくて良かった。
  • OSSコードは、自分が知らなかったオシャレな関数が使われていたりして啓蒙的
  • 自分のリモートリポジトリにpushして、できたできた、さあプルリク出すぞ、と思ってdiffを確認したら、修正漏れを1個発見・・・!もうコミットログまとめちゃったよ、どうするんだ、これ、と。そこから、今まで1回も使ったことなかったGitコマンドを使うなどして、その操作でさらに間違えちゃったり、やり直したりしつつ、どうにかきれいなPRを送ることができました。本件の活動成果としては「Gitの理解が進んだ」、笑。

解説記事に感謝です。